架空自転車旅行社「ひとつな」

「ひとつな」の中の人であり、同人サークル「沙杏院project.」の中の人でもある石谷玲(いしや れい)が独り言をつぶやいているブログです。

長文になってしまいましたが、独り言

つい先日というかここでも書いたんですが、2週間前の金曜日、新宿の歌舞伎町で仕事の直属上司Fさん(主任)とHW開発担当の技術の人Yさん(課長クラス)、SEのNさん(主任)、そして私(2年目のヒラ社員)の4人で夜通し飲んでたわけです。その時に、技術のYさんの過去の話が飛び出しまして。その人は元ヤンで補導歴も少なくなく特攻服も家にまだあるのだそうで。SEのNさんが「そんな経歴だと進学するのも大変だったでしょ。内申書とか」と訊くと、Yさん「俺、成績だけは良かったから」と。私、煙草を噴かしながらボソッと呟きました。「ヤンキーなのに頭が良い奴って、一番ムカツクんだよ」(酒の勢いもありますが、恐ろしいことに原文ママ・汗)。
 
これだけ聞くと、私はヤンキーは頭が悪いという固定観念を持ってる酷い奴って思われるでしょうが、実生活でこの「ヤンキーなのに頭が良い奴」に色々と人生を揺さぶられた(と私は思っている)経験があります。詳しくは書きませんが、その人は何から何まで出来る完璧超人でした。それでいて、ヤンキー。私は性格上ヤンキーにはなれませんでしたが(笑)それ以外の部分についてはその人を尊敬するところが大きかったのは事実でした。その人と一緒に活動をしたりとかしてました。校外模試の成績とかも競ったりとかしてました。高校の武道の時間は剣道だったのですが、その人に勝つために自分の得意技を鍛えて他の人相手には一本取れるようにはなったりしてました(インチキくさい引き胴でしたが)。
 
でも、その人には何一つ勝てませんでした。成績もダメ。体育も勿論ダメ。とりわけ悲しかったのが、恋愛についてもダメだったこと。テストも剣道もバレー(実は私バレーボール上手だったんですよ)も負けて悔しいとはあまり思わなくて「ああ、仕方ないな」と思っていたのですが、恋愛だけは本気でショックでした。マジ泣きしました。
 
それ以降は没落の一途でした。実はサッカーとかバスケとかバドミントンとかスポーツ結構やってた人間だったのが一転して何も出来なくなり、高3の時にサッカーで靱帯を痛めギブス生活を余儀なくされるに至って、スポーツを諦めました。優秀だった学業も大学では落ちこぼれとなってしまいました。恋愛は言わずもがなの世界です。高校卒業してからの彼の消息は知りませんが、まあ楽しい人生を送っているのでしょう。結婚してるかも知れません。自分と比較せずにいられなくなるので考えたくありません。
 
そんな、どうしようもない青春時代を過ごしたからこそ、ここまで屈折した人間になったんでしょうね。ホント、振り返りたくもないどうしようもない人生。よく考えたら、物書きとしても同人絵描きとしても、子供の頃からやっている音楽も結局大成しなかったわけで、何やってもダメな奴はダメという言葉が重くのし掛かってきます。人間何か一つは取り柄があるってのは絶対嘘だね。