架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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12/23は豊洲PITに社長(佐藤ひろ美さん)の引退ライブに行ってきました。

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豊洲PITって最寄り駅豊洲ではなく新豊洲なのね…(汗)

私勘違いしていて、豊洲駅に開場時間に間に合うように行けば良いかと思っていたら、会場である豊洲PITの最寄り駅は豊洲駅ではなく、ゆりかもめの新豊洲だったという。豊洲到着直前に「豊洲駅から会場までどう行けば良いのかな」とiPhoneのGoogleマップを開いて初めて知った事実。非常に焦りました。

物販でグッズ買って突入!

と言うわけで会場の豊洲PITです。こちらに来るのは今回が初めて。

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物販コーナーが何処にあるか分からず右往左往したりもしましたが、物販は豊洲PITの入場列の端、この写真だと右の方に窓みたいなコーナーに赤字で何か書いてある場所があると思います。そこがチケットカウンターなのですが、そこの周辺が物販コーナーになってました。今回私は少々お値段高いなと思いながらもパンフレット(¥4,500-)とサイリューム(¥3,500-)を購入しました。なお物販の詳細はこちらのサイトを参照ください。

s-inc3.sakura.ne.jp

会場内に飾られた大量のフラワースタンド!

会場に入ってすぐに目に飛び込んできたのがこれでした。

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実は4枚目の写真の右奥にもフラワースタンドが見えるように、これだけではないのです。どれだけ社長が愛されていたかがよく分かる光景でした。実はこのライブ、色んな業界関係者がいらっしゃっていて、現地でも挨拶に来られている方がいらっしゃったり、ツイッターでも行ってきたと感想を上げている方も多数いらっしゃいました。また、同日に色んな方がイベントをされていてこちらに来られない方からも沢山惜別のツイートが見られました(緒方恵美さんが非常に印象深いツイートをされていました)。

買ったサイリュームはこんな感じでした。

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これを見ると、いよいよ社長の最後のライブが始まってしまうんだなという思いがいっそう強くなってしまいました。

そしてライブ開始。社長のパワフルな歌唱が私たちの魂を激しく揺さぶる!

会場が暗転し、スクリーンには社長がこれまでに出したCDのジャケットが次々に映し出されます。そして最後に「PCゲームソングの歴史は佐藤ひろ美の歴史」(言葉間違ってるかも・汗)!本当にそうです。00年代の美少女ゲームの主題歌やアニメ主題歌の世界で社長と、この後ゲストで出演されるKOTOKOさんは二大巨頭だったのです。懐かしくもあり、寂しくもあるこのライブはPCゲーム「GALAXY ANGEL Eternal Lovers」の主題歌である「Angelic Symphony」で幕を開けました。

2曲目は「暁ノ空ヲ翔ル」。これは思い入れのある曲でしたが今日歌うことは予想していたので懐かしいなあと思いつつ聴いていたのですが、3曲目が「時代の無双花」。この曲は完全ノーマークでした。この曲だと脳が認識できた途端に不意に涙が零れてしまいました。

5曲目に入る前にMC。「次の曲は私がみなさんに名前を知ってもらった曲で…」途端に前の方のサイリュームが水色に変わる(笑)みなさん流石です。当然その時に歌った曲は「みずいろ」でした。

ゲストコーナーでFaylanさんが登場した時は歓声が。Faylanさんは病気で一時活動休止されていました。個人的にはデビュー曲の飛蘭名義の時の「mind as Judgement」が今でもカラオケの十八番にさせてもらっている位お気に入りの曲なのです。Faylanさんの身体がまだ本調子ではないのではと思って不安に思っていましたが、本当に社長に負けないくらい元気にパワフルに歌われていたのでひと安心でした。

ゲストコーナーの最後は先ほど名前も挙げていたKOTOKOさん。KOTOKOさん、歌う前から号泣でMCが声になりませんでした。しきりにティッシュを渡す社長に、人の上に立つ人間としての心遣いが垣間見えて頼もしかったです。そしてこの二人で歌う曲と言えば、言わずもがな「Second Flight」。

サビの佐藤ひろ美、KOTOKO「「曖昧な季節だからこそ~♪」」でもう涙が止まらんのです。ひょっとしたらこれが生で聴ける最後になるのかもしれないと思うと、もう感情が止まらないのです。木崎湖の湖畔に降りるスロープ、星湖亭脇の木崎湖遊園のベンチ、滑り台、色々な風景が私の頭の中に浮かんできて。

この曲は途中で台詞が入るのですが、その台詞のラストの

佐藤ひろ美、KOTOKO「「そう、こんないまだからこそ!」」

この台詞を二人が言い放った時再び涙が。サイリュームを振るのも忘れて、二人の歌唱や二人の姿を脳に焼き付けようと必死でした。そして、そんな時も終わりを告げます。後奏のピアノが流れ、そして終了。もう放心状態に陥っていたのでした。

その後、あまりにも曲数の多い社長の曲を一曲でも多く歌いたいと言うことでメドレー形式のパートが3つ。その最後のメドレーが歌いたいけど何処のパートにもあぶれた余り物の曲を4曲と(笑)。で、その2曲目の前にバンマスの槇さんがやたら手で煽り続けています。そして曲調が何やら怪しげに。これってもしかして…もしかして!もしかして!!!

昨日見た夢明日の日記に書いて

私サカサマ罪と罰も罰と罪

ぎゃああああああああああああああ!!!11111111!!!!!!!「ヒカリ」だ!!!!嘘だろ!マジかよ!この曲を死ぬまでに生で聴ける日が来るなんて!うわああああああqああああああああああ!!!!!!!!!!!

↑これは社長が引退を発表した時の私のツイートですね。

もうね、なんと言って良いのか分からない。嬉しすぎてもう言葉にならない。これ、「ジサツのための101の方法」というPCゲームの超問題作の主題歌なんですが、この作品、後に色々と話題になるのですがそうなる前に私が買っていた作品でもあります。超有名な作家が偽名で参加していたり、とんでもないスタッフが実験的に作った作品でもあったのです。内容もかなりぶっ飛んでいて、これ買ったのは大学の時だったのですが、思い入れの非常に強い作品でもありました。ただ、社長が主題歌を歌ったゲームの中でも群を抜いてドマイナーなゲームである上に、ゲームの中身もこの曲の歌詞も大問題。カラオケには到底入らないし本人も黒歴史化してるのではと思っていた曲でした。その後この曲はベスト盤に収録されて初めて当時「ジサツ」をプレーした人以外の耳にも「ヒカリ」が届くようになった、本当の曰く付きの曲だったのです。それが、社長の最後のライブで聴けるなんて。

僕の言いようのない興奮が伝わってくれると幸いです。

終盤、社長業とシンガーとしての佐藤ひろ美との軋轢に苦しむ社長の姿を投影した曲が2曲歌われました。「MUSIC」と「生きる」。この二曲、私の魂を激しく揺さぶってくれました。この二曲、凄いです。社長の魂の叫びが伝わります。これも言葉にならないです。魂のシャウトです。生で聴けて私は幸せです。本当に社長が苦しんでいたんだなあと言うのがよく分かる二曲です。失礼ながらこのライブに来るまでは知らない曲でした。でもこの二曲は私の心に深く突き刺さりました。

それにしても、社長の曲って、社長に限らずKOTOKOさんもそうなんですが、高いトーンで絶唱するような曲がほとんどで、こんな曲をあの小さな身体で2時間も3時間も歌い続けていて本当に凄いです。あの頃のPCゲームソングやアニメソングって確かにこんな曲調の作品ばかりで、カラオケで歌い終わって爽快感や達成感はあるのですがひたすらに疲れる曲が多かったなあと思い出しました。あのバイタリティがあるからここまでのシンガーとしてやってこれたんだと思いますし、社長業も続けて行けたんだと思います。ホント、歌唱力が衰えて引退、とかではなく、社長業が多忙になり専念する必要が出てきたための引退というのが本当に惜しいのです。やめないでほしい。私の本音はやっぱりこれです。

佐藤ひろ美さんと言えばmilktub楽曲だったり上松さん楽曲だったりとかあると思いますが、私の思い出にガツンと届いた楽曲がこんな感じだったのでした。

ライブが終わり、興奮が全く収まらない状態で、数日経ってこれを書いてる今日(12/26)ですら思い出すだけで興奮が止まらなくなってしまいます。今年幾つかイベントを見に行きましたが、このイベントが頂点です。あまりに惜しかったので終わった後でTシャツも追加で買いました。それだけの価値のあるライブでした。

本当に社長、佐藤ひろ美さん。16年間お疲れ様でした。

最後に、「ヒカリ」も「MUSIC」も「生きる」も収録された、6年前に発売されたベスト盤がこれです。もし宜しければ是非。私は帰ってきて早々ポチりました。 

佐藤ひろ美 the BEST-Sky Blue-

佐藤ひろ美 the BEST-Sky Blue-

 

  

佐藤ひろ美 the BEST-Ever Green-

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